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日本運動疫学会 ホーム > 第22回日本運動疫学会学術総会および優秀賞・奨励賞のご報告

 
 
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第23回日本運動疫学会学術総会および最優秀・優秀演題賞のご報告


最優秀演題賞・奨励賞のご報告

本年の一般演題は、口頭発表30演題をオンデマンドにて配信いたしました。 そのうち、学術委員による審査を経て、優秀演題賞候補6演題によるLIVEでの口頭発表が行われました。 6演題のうち、理事13名の審査員による厳正な審査の結果、最優秀演題賞1演題、奨励賞1演題が選出されました。

【最優秀演題賞】
筆頭演者:清野 諭(東京都健康長寿医療センター研究所)
演 題 名:大都市在住高齢者におけるIPAQ-shortで評価した総中高強度身体活動量・座位時間と総死亡リスクとの量・反応関係:4年間の縦断研究

〜清野先生からのコメント〜
 この度は大変すばらしい賞をいただき、大会長の内藤先生はじめ、関係者の先生方に厚く御礼申し上げます。 今後の日本人高齢者の身体活動ガイドライン等の策定にも貢献できるよう、まずはしっかりと今回発表したデータを論文として公表できるよう努力したいと思います。 また、国民の身体活動の活発化や健康増進に向けた実践研究にも引き続き力を入れていきたいと思います。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

【奨励賞】
筆頭演者:田村 和也(神戸大学大学院)
演 題 名:9-12歳の児童における仲間集団の大きさと外遊びの関連

〜田村先生からのコメント〜
 この度は、我々の演題を奨励賞という栄誉ある賞に選んで頂き誠にありがとうございます。 本賞を頂けたのは、神戸大学大学院の小野玲先生をはじめ、研究に関わる全ての方の支えがあったからです。 発表の場はもちろん、たくさんのコメントを頂けたことは、非常に有意義な経験となりましたし、今後の研究の励みになりました。 素晴らしい学術総会を開催して下さった学会長の内藤先生をはじめ、運営委員の皆様に心より御礼申し上げます。


受賞された先生方、誠におめでとうございました。
(写真は表彰式の様子 左:清野先生(オンラインでの表彰), 右:田村先生)



学術総会大会長からのお礼

 第23回日本運動疫学会学術総会は、コロナ禍の中、1年の延期を挟んだハイブリッド型の開催になりましたが、これまでの学術総会と変わらず質疑応答も活発に行われ、運営上も大きな問題もなく終了でき、主催者として安堵しております。 現地、遠隔を問わず、熱意ある皆様のご参加とご協力に衷心より感謝申しあげます。
 本学術総会では、「運動疫学の守備範囲と今後の課題を考える」をメインテーマとし、運動・身体活動と健康・疾病・介護等との関連を検討する従来の研究の流れの中で、現在そして未来に向けて重点的に取り組むべき話題を採り上げ、各プログラムの演者の方に様々な角度から論じてもらいました。 また、今般のコロナ禍による身体活動不足が懸念される中、現状報告とその対処の実例についてご報告いただきました。
 運動疫学の社会的役割の観点からは、現在の厚生労働省の取り組みと、改定が間近に迫っている「健康づくりのための身体活動基準」の話題について、特別講演およびシンポジウムの講師の方々から最新情報を提供いただきました。 他の特別講演やシンポジウムでは、この学会の守備範囲を確認・拡げることをねらい、他分野と運動疫学との境界に立つあるいは両方に跨がっている方々に話題提供していただきました。 各演者から提供された興味深い情報は、参加者の知的好奇心を刺激し、共同研究や新しい研究の可能性を感じさせたことでしょう。 教育講演は、学術総会のプログラム全体のボリューム拡大と、視聴の利便性および内容理解の向上を期待し、今回はオンデマンド配信にさせていただきました。 リアルタイムに質疑応答できなかったことが課題として残りましたが、こうした教育コンテンツを増やすことは学会として今後取り組む価値がある課題と思いました。
 今回はポスター発表と一般講演を一体化して発表内容を予めオンデマンド配信し、その中から学術委員会がセレクトしたものを当日リアルタイムに発表してもらいました。 多くの発表を受付けかつ全てを視聴することもできるので、時間制限が少なくなる等、工夫次第で更なる活用が期待できそうです。
 以上、現地と遠隔参加というハイブリッド型開催方式は、コロナ禍が無ければ考えることはなかったと思うのですが、いざやってみると良いところが結構あり、平穏な日々が戻ってきても活用してもよいと感じました。 また、ハイブリッド型開催に当たっては、業者委託をせずに、学術総会の事務局のメンバーと大学のスタッフ・学生とで比較的低コストでなんとかやりきれたことは、学術総会のみならず研修セミナーの開催にも採用できるのではと思いました。 今回のイベントで試みて良かったこと、反省点と課題が、今後の運動疫学会の諸事業の発展に多少とも役立つことを願っています。
 最後に、コロナ禍による様々な制約がある中、準備にご尽力下さった委員や事務局の皆様、会期中スタッフとして学術総会の運営にご協力いただきました皆様方に重ねて厚くお礼申しあげます。

大会長 内藤 義彦(武庫川女子大学 食物栄養科学部)





会場の様子



シンポジウムの様子



集合写真







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